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御会式

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2016-10-11

明後日、10月13日は日蓮宗の宗祖、日蓮聖人のご命日です。

宗祖に感謝し、報恩の誠を尽くす法要を御会式(おえしき)と言います。

御会式法要は日蓮宗の寺院であれば、必ず行う法要で、10月13日に限らず各々の日程で行っています。

大法寺の御会式は代々、11月11日に行っています。

さて、日蓮上人がお亡くなりになったのは、1282(弘安5)年の10月13日です。

山梨県身延町身延、現在の身延山久遠寺に晩年の9年間お過ごしでした。

体調がいよいよ悪くなり、弟子達のすすめで常陸(茨城県)の湯治に行くことになりました。

身延を出発したのは9月8日。甲州路を進み、12日間馬の背にゆられてやっとのことで着いた所は、武蔵野国(東京都大田区池上)、池上宗仲の邸でした。

この時、聖人は甚だ衰弱し、床に臥し、池上邸を入滅の地と定められました。

門弟たちを集め、9月25日「立正安国論」を講じ、翌月10月8日、本弟子6人の六老僧を定め、10月13日辰の刻(午前8時頃)、61才の生涯を終えられました。

↓日蓮聖人涅槃図
DSC_2346.jpg

以来、日蓮聖人を偲ぶ御会式は各地で行われていますが、池上本門寺では最も盛大に行われます。

特に前日の12日の夜にかけて行われる万灯行列は総勢三千人。参詣者は十数万人に上ります。

これは日蓮聖人を偲ぶ事から始まったお祭りです。

先日のブログでもお伝えしたとおり、一見の価値あり!です。

10月13日は日蓮聖人へ向け、お題目をお唱えしましょう。

南無妙法蓮華経


yama


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