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もうすぐお盆がやって来ますね♪

寺務所では、盂蘭盆法要に合わせ皆様からご依頼頂いたお塔婆を一生懸命書いております!

お盆とは、亡くなったご先祖様の霊が帰って来られる期間を言います。

地方によって時期は異なり、一般的に東京では7月13日~16日。地方では8月13日~16日です。

お盆期間中に僧侶がご自宅に伺い読経する事を棚経(たなぎょう)と言います。

お盆飾りを精霊棚(しょうりょうだな)と言います。

今回は精霊棚の作り方について書いてみたいと思います。

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お仏壇があるのに精霊棚をわざわざ設けるにはやはり理由があります。

あの世にいらっしゃる祖先の霊は様々な物を目印に自宅へ帰って来られます。

まずは「迎え火・送り火」「提灯」の火です。

竹を四本立てて、縄を張るのは結界(聖域)を表し、ほおずきは道案内の灯明を表します。

地域によっては、枝豆・柿・栗・芋の茎・素麺などをつることもあります。

ちなみに私は奈良県出身ですが、オガラ(麻の茎)でハシゴを作り床から精霊棚までに立てかけます。

これもご先祖様の霊がこのハシゴを登ってお位牌まで行くんだという事をイメージ出来ます。

子供の頃は、ご先祖様は身長10㎝くらいの小人だと思っていました。(笑)

お仏壇からお位牌を出すのはお出迎えの現れだと思います。

スペースの関係上作る事が出来なくても、そんなお気持ちで作ってみて下さい♪

早いお家は7日から棚経でお伺い致します!

本年も棚経でお会い出来る事を楽しみにしております。(^人^)



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