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明日、8月27日は日蓮聖人「松葉ヶ谷法難」(まつばがやつほうなん)の日です。

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松葉ヶ谷御小庵跡

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2016年の5月に鎌倉寺院を巡り、聖人がお住まいであった松葉ヶ谷草庵跡の写真です。

聖人の在世の時代は鎌倉時代です。

1260(文応元)年 8月 27日 日蓮聖人38才の日の出来事。

文応元年(1260)7月16日に鎌倉幕府の五代執権北条時頼へ『立正安国論』を提出しますが、その内容に激怒した為政者、批判を受けた浄土教信者である念仏者たちによって、草庵を夜間襲撃・焼き討ちされました。

この事件を、松葉ヶ谷法難(まつばがやつほうなん)と言います。

聖人は一生のうちに、4度の大きな法難にあいますが、この法難が最初となります。

立正安国論という書物は何が書かれているのでしょう?

私なりに簡単に説明させて頂きますと・・・

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当時、、地震・暴風雨・飢饉・疫病などの災害が相次いで起こっていました。
 
これら災害の原因が、人々が信じる間違った仏様の教えや考え方からなり、それを良しとする政府であるから、国民はますます苦しんでいるのであると諭されました。

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この様な内容であった為、政治犯とされてしまいます。

現代のような言論の自由は皆無の世の中で、異を唱えることの勇気は計り知れません。

聖人の文面からは、激しく猛々しい処も見受けられますが、その思いは正しい思想と政治であったのだと思います。

命がけで国を変えようとし、本当の仏様の教えを届けようとする熱意に溢れています。

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今回は、英国領インド帝国を「非暴力、不服従」運動によってイギリスからの独立運動を指揮された、マハトマ・ガンジー 様のお言葉をご紹介させて頂きます。

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その前に、ガンジー様の生涯をご紹介。(和暦もご紹介)

1869年(明治2年)、英国領インド帝国に生まれる。父は、当時のポールバンダル藩王国の宰相。

小学校時代は、成績や素行も悪く、ヒンドゥー教の戒律で禁じられている肉食を繰り返したり、タバコ代欲しさに召し使いの金を盗んだこともあった。13歳のときに、インド幼児婚の慣習により結婚。

18歳で弁護士になるためにロンドンに留学。卒業後に南アフリカで弁護士として開業するも白人優位の人種差別政策下で強烈な人種差別を体験。その後、インド系移民の法的権利を擁護する活動に従事するようになる。

インド帰国後は「非暴力、不服従」運動によってイギリスからの独立運動を指揮。

1947年(昭和22年)8月、ついにインドを独立させ、イギリス帝国をイギリス連邦へと転換させることになる。

1947年8月15日、パキスタンがインドから分離独立。ガンジーは、ヒンドゥー原理主義者からムスリムに対して譲歩しすぎるとして敵対視される。

1948年(昭和23年)1月、ガンディーは狂信的なヒンドゥー原理主義集団民族義勇団によって襲撃される。ピストルで撃たれたとき、ガンジーは自らの額に手を当ててこの世を去った。それはイスラム教で「あなたを許す」という意味の動作。78歳の生涯。

ガンジーの平和主義的手法は、キング牧師など、人権運動や植民地解放運動において世界中に大きな影響を与えた。


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以下、名言とされているものを少し。

「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。」

「弱い者ほど相手を許すことができない。許すということは、強さの証だ。」

「死ぬ覚悟が出来ていれば、人は自由に生きられる。」

「非暴力は人間に与えられた最大の武器であり、人間が発明した最強の武器よりも強い力を持つ。」

「私には人に命を捧げる覚悟がある。しかし、人の命を奪う覚悟をさせる大義はどこにもない。」

カンジー様も、日蓮聖人と同じく、命がけで国を動かした人物です。

非暴力。

現代では尊く、私達にでも許される行為かもしれませんが、当時はまさしく命がけでした。


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妙法蓮華経 如来寿量品第十六の一説に

「一心欲見仏・不自惜身命」

「一心に仏を見たてまつらんと欲して自ら身命を惜しまず」と読み下します。

私なりの解釈として・・・

「一心に仏様にお会いしたい、仏様の教えに出会いたいと願って、命を惜しまず修行に励む。」

日本は今、平和です。

なかなか命の危険を感じることはないかもしれません。

けれど、私達の命は限られた時間で、いつ終わるのか保証はありません。

命をかける・・・この表現は難しいかもしれません。

本気で生きる。本気を出す。こちらは私が修行した中で先輩上人に教えられ響いた言葉です。

本気を出しているのか?いつ本気になるのか?

いつ?→今でしょ!(笑)となる訳です。

明日は聖人の本気、命を感じ、法難を偲び、お題目をお唱え致しましょう。

南無妙法蓮華経





yama






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