明日5月12日は「伊豆法難会」です。

日蓮聖人が伊豆へ流罪となった日を偲び行う法要を伊豆法難会と言います。


~~~~簡単な伊豆法難のあらすじ~~~~

日蓮聖人は世の中の為と思い、鎌倉幕府に対し「立正安国論」を提出しました。

この内容は、「きちんとした思想でないと世の中は良くなりません」といった宗教論、政治論も含む他宗派、幕府批判の内容であった為、他宗派と幕府の反発に見舞われました。

もちろん当時に言論の自由などは一切無く、批判=反逆者となってしまいます。

反逆者に対して、他宗派集団は聖人の住居の焼き討ちを行います。(松葉が谷法難)

一命を取り留めますが、今度は幕府から逮捕される事となり、伊豆の伊東へ流罪となります。(伊豆法難)

御年40才。

舟は目的地である流刑地へは向かわず、途中の海に浮かぶ小島(俎岩)に聖人は取り残されます。

幸いにもそこへ漁師夫婦がとおりかかり、罪人でありましたが、かくまわれる事になりました。

そして、その後の聖人の布教活動により、次のステップである鎌倉へ向かう事になります。

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日蓮聖人は「立正安国論」で人生が変わったといっても過言ではありません。

絶えず幕府などからの迫害を受けることになりました。

しかし、迫害によって聖人の情熱はいっそう高まり、法華経体験が深まりました。

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さて、今回は大津秀一さんという病院のお医者様が書かれた『死ぬときに後悔すること25』という本に出てくる内容をご紹介させて頂ます。

終末期医療の専門家であるお医者様が、1000人以上という患者さんを看取ってきたなかで、患者さん自身が後悔されたリストだそうです。

本書は、後悔の少ない人生を送ってほしいというメッセージが込められているそうです。

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 1 健康を大切にしなかったこと
 2 たばこをやめなかったこと
 3 生前の意思を示さなかったこと
 4 治療の意味を見失ってしまったこと
 5 自分のやりたいことをやらなかったこと
 6 夢をかなえられなかったこと
 7 悪事に手を染めたこと
 8 感情に振り回された一生を過ごしたこと
 9 他人に優しくなれなかったこと
10 自分が一番と信じて疑わなかったこと
11 遺産をどうするかを決めなかったこと
12 自分の葬儀を考えなかったこと
13 故郷に帰らなかったこと
14 美味しいものを食べておかなかったこと
15 仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと
16 行きたい場所に旅行しなかったこと
17 会いたい人に会っておかなかったこと
18 記憶に残る恋愛をしなかったこと
19 結婚をしなかったこと
20 子供を育てなかったこと
21 子供を結婚させなかったこと
22 自分の生きた証を残さなかったこと
23 生と死の問題を乗り越えられなかったこと
24 神仏の教えをしらなかったこと
25 愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと


この25の項目で、一つもあてはまらないという人はいないのではないでしょうか?

「後悔のない人生」なんて無いのかもしれません。

けれど、やはり後悔はしたくありませんよね。

日蓮聖人は「まず臨終の事を習うて後に他事を習うべし」(妙法尼御前御返事)とお説きになっております。

生きるとは、自分の「死」を見つめることが大切ですよという教えです。

「死」があって、いまの「生」が輝くということでしょうか。

聖人は迫害のなかで、生きる意欲を益々高められます。

本当に「死」(殺される)を意識されたでしょう。

懸命に生き、私達に教えを残されました。

明日は、伊豆法難会です。

聖人の本気を感じ、御題目をお唱え致しましょう。

南無妙法蓮華経




yama













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